少し前にコストコの大きなくまのぬいぐるみが流行ったのを覚えていますでしょうか。もしくは今も流行っているのでしょうか。
その特大ぬいぐるみの梱包のはなしです。

お付き合いしていた彼と一緒にコストコに行った時に、「このくまの特大ぬいぐるみ欲しいな」とぽろっと漏らしたことがありました。ですが本心としてはそこまで欲しくなく、流行っているから本当にぽろっと出てしまった言葉でした。
翌月、わたしの誕生日の当日に家に宅配が届きました(彼とは遠距離恋愛でした)。そこまで大きくなかったのですが、箱を開けてみると密封された特大のくまのぬいぐるみでした。
正式にはコストコのくまではなく、Amazonのハグミーベアという2メートルのサイズがある人間よりも大きなぬいぐるみです。
最初は密封されていたのですが、開封すると空気を取り込んでどんどん大きくなっていき、わたしの部屋の大半を占めるほどの大きさにまで広がりました。なんせ2メートルもありますから。
さりげなく言った言葉を覚えててくれたのは本当は嬉しいはずなのにあまり喜べず、むしろ失笑してしまいました。母はこんなでかいものいらないとブチ切れていましたね。
その後、彼の浮気が発覚し破局しました。もちろんこのハグミーベアも処分することに決めました。最初は捨てる予定だったのですが、amazonを見るとなかなか良い値段で売れているのを知り、わたしもamazonに出してみました。
すると、買い取ってくださる方が現れ無事処分先が決まりました。

100均で圧縮袋を買い、特大くまを詰め込み掃除機で空気を抜き圧縮しました。この作業はひとりで行うことができず、妹と母にくまに乗って空気を出してもらうよう手伝ってもらいました。無事密封が終わり、ダンボールを準備しに、近くのスーパーに何枚かダンボールをもらって家に帰ると、何故かくまが元の大きさに戻っていました。
原因を探すと、圧縮袋に穴があいており、そこから空気が入り込んでいたようなのです。そうなるとまた振り出しに戻ります。破けないような頑丈な圧縮袋を少し高値で購入し、再び妹と母に手伝ってもらい、まずはくまを圧縮します。
圧縮後、袋が破けないように至る所にテープを貼り補強します。そこからがさらに大変でした。いくら圧縮したからと言って、なかなかの大きさです。簡単に1つのダンボールに入るわけもなく、何枚ものダンボールを継ぎはぎしてくまを包んでいかなくてはいけないのです。ダンボールを何枚も使い、ガムテープも尋常ではない長さを使ったと思います。万が一、中の圧縮袋が破れ、くまが元の大きさに戻ろうとしてもダンボールでそれを防ぐしかないのです。宅配中にダンボールが破けてそこからくまが飛び出したら、再度家にくまが戻ってくることになりますから、それだけは避けるように梱包のしなくてはいけませんでした。

何枚ものダンボールとテープで頑丈に貼られたくまに送り状を貼り、いざ宅配所に運ぶ時です。車に詰め込む際もなるべく衝撃を与えないように、ここでも妹と母の手伝いを得て丁寧に運びます。運転もそれはそれは安全運転です。無事、宅配所に到着し、配送手配をすると予想以上の配送料金でした。
今振り返ってみれば、圧縮袋2枚とテープと配送料を考えるとむしろ赤字だったと思います。ですが、元カレの邪念が取り払えたと思えば心もスッキリですし、特大くまがいなくなったことで部屋もスッキリしました。
梱包も本当に大変で、ひとりでは絶対にできなかったと思います。あと値段設定の大事さも分かりました。梱包にかかる材料や配送料をあらかじめ確認した上で、商品の値段を決めないとわたしみたいに赤字になることがあります。

特大ぬいぐるみの配送がある人に少しでも参考になれば幸いです。